「害獣被害に困っているけれど、悪徳業者に依頼してしまわないか不安…」という方は必見です。
害獣駆除は、屋根裏や床下など見えにくい場所で作業が行われるため、依頼主が内容を確認しにくいのが実情です。さらに、専門知識がないと業者の説明の正しさを判断するのも難しいでしょう。
その結果、法外な費用を請求されたり、十分な効果が出ない施工をされたりといったトラブルも少なくありません。
この記事では、悪徳な害獣駆除業者の手口と、被害を防ぐためのポイントをわかりやすく解説します。
目次
近年、害獣駆除サービスに関するトラブルが急増しています。
2023年度には、全国の消費者センターに前年比約1.5倍の2,300件もの相談が集まりました。
そのため、国民生活センターも悪徳業者について注意喚起をしている状態です。
ネットで『害獣駆除業者』を検索した時に、上位表示されるからと言って、信頼できる業者であるとは限りません。
害獣駆除の悪徳業者は、次のような手口を使った悪質な営業をしています。
まずは、悪徳業者の手口を知っておきましょう。
このような対応をしてくる業者には、十分な注意が必要だと考えてください。
害獣駆除は現場によって必要な作業が千差万別なので、ホームページやチラシに記載された費用例と、作業内容を加味した見積もり額に差が出ることはよくあります。
なかには、見積もり段階では格安プランで提示し、契約後に理由をつけて不当な費用を上乗せする手法を使う悪徳業者も少なくありません。
この手口では契約を済ませているため、依頼主が他社と比較検討する時間が存在しないのが特徴です。
契約時の見積りから金額を上げてこようとする害獣駆除業者には注意しましょう。
本来であれば不要な追加工事を、曖昧な説明のみで承諾を得ずに実施し、追加費用を請求する業者もあります。
害獣駆除の現場や実際の作業は、依頼主が直接確認することは難しいケースが多いです。
そのため、追加工事も含めた作業完了後に、「追加工事は絶対に必要だった」と主張されてしまうのです。
さらに、追加工事も完了済という状況を作ることで、支払いを断りにくくします。
「いますぐに作業をしないと酷いことになる」「家族の命に関わるような被害につながる」「住宅に致命的な損傷が加わる可能性が高い」など、依頼主の不安を煽って契約・作業まで即日で済ませ、冷静な判断をさせにくくする業者も存在します。
また、「今日契約すれば◯万円引き」などのアプローチも、同様に依頼主を急かして他社との比較検討の時間を与えなくする効果があります。
本来であれば、害獣駆除の現地調査には1時間以上の時間がかかるものです。
なぜなら、害獣の痕跡のみでなく侵入経路まで正しく把握しなければ、効果的な害獣駆除作業ができないためです。
場合によっては、より多くの時間が現地調査にかかることもあるでしょう。
しかし、極端に現地調査の時間が短い業者も存在します。
適切な調査を実施しなかった結果、駆除作業で目的を果たせない・被害の見落としにより、追加の作業+費用が発生するリスクが高くなります。
悪質な営業を続けている害獣駆除業者は、作業の工程・費用の内訳をあえて細かく説明せずに契約を進める会社が多いです。
詳細を説明しなければ、作業内容を自己都合で変更したり、追加費用を発生させたりする余地が残ると考えてください。
信頼できる害獣駆除業者は、依頼主が質問をしなくても分かりやすく詳細な説明をしてくれます。
いざという時に、現地調査・作業完了後の写真や動画は作業の証拠になります。
このような証拠を残したがらず、口頭のみでの説明を好む業者は、虚偽の被害状況・作業状況・仕上がりをして、利益を得ている可能性があるでしょう。
写真や動画は、依頼主だけでなく業者にとっても重要なデータです。
あえて作業の記録を残さない業者には、疑いを持つべきです。
害獣駆除作業を依頼しても、完了後にすぐ同様の被害に遭うようでは意味がありません。
そのため、多くの業者では作業完了後に期限付きの保証制度を設けています。
しかし、「10年保証」などの安心できる保証をアピールしていても、実際には説明されていなかった条件のせいで、保証が受けられない恐れがあります。
本来であれば、保証内容・保証条件は書面で明確に説明するべきです。

害獣駆除の依頼を悪徳業者にしてしまわないためには、相手が安心して作業を任せて良い業者であるか判断する必要があります。
この章では、害獣駆除業者の質を見抜くポイントを7つご紹介します。
慌てている時でも以下の点に注意し、正しい判断ができるようにしましょう。
害獣駆除にかかるコストは被害状況・問題の深刻度によって大きく異なります。
そのため、「〇〇の侵入なら◯万円」という相場が明確化されていないものの、「数百円」「どんな現場も数千円」のような料金設定は、明らかに安すぎると言って良いでしょう。人件費や薬剤費・交通費などを考えると当たり前ですね。
特に、安い価格表示に注意書きや料金が適用になる条件が記載されていない場合は、怪しいと考えるべきです。
駆除スタッフの現地調査の結果、数百円での見積りが提示されることは絶対に無いと言えるでしょう。
悪徳業者は実績面や評判で見分けることができます。
まず、施工実績が少なく悪い評判が目立つ場合は悪徳業者の可能性が高いので、呼ばないようにしましょう。
一方で、極端にべた褒めする口コミや評判がついている業者にも注意が必要です。
そういった口コミや評判はサクラ(やらせ)を使っている可能性が高く、実態とかけ離れているケースがあります。
評判を読んで「長いわりに要点がわからない」「当たり前のことを大げさに書いている」などの違和感を見逃さないようにしましょう。
また、「口コミを書いたら割引する」という営業をしていた駆除業者も少なからず存在するため、たとえ口コミ件数が多くても鵜呑みにせず一定の警戒心は持っておいた方がいいですね。現在はGoogleのポリシーで固く禁じられているので、そういった営業をかけてくる駆除業者には依頼しないことを推奨します。
害獣駆除作業には、正確かつ丁寧な施工が求められます。
問い合わせ時や現地調査の段階で、依頼主を不快にするような業者には、安心して作業を任せられません。
優良業者は技術のみでなく顧客対応の教育にも力を入れており、依頼主を不快にさせたり不安を煽ったりしないものです。
害獣駆除に関する知識がない相手にも、分かりやすい説明をしてくれます。
問い合わせ・現地調査の段階で、安心できる対応をする業者かどうかチェックしてください。
害獣駆除作業が完了した後も、長く安心して生活するために欠かせないものが、業者が用意している再発保証です。
再発保証を活用すれば、万が一作業完了後に同様の害獣被害が再発した時に、無償で作業を依頼できます。
害獣駆除は作業の特性上、多くの業者は再発保証を用意していますが、注意するべきポイントはその条件や範囲です。
「再発保証がある」ことだけを確認しても、実際に問題が再発してしまった時に、条件をクリアしていない・範囲外などの理由で保証を受けられない可能性があるためです。
優良業者では、再発保証の条件や範囲について明確な説明をしています。
害獣駆除作業は、再発防止の取り組みにより同様の被害が起こらないようにすることが大切です。
そのため、大半の業者では再発防止を目的とした工程についての説明があり、見積書にも作業内容が記載されています。
再発防止の取り組みに触れずに話を進める業者は、十分なアプローチができない・しない可能性があると考えましょう。
再発防止の具体的な取り組みについても、質問してみるべきです。
口頭で見積もりをする業者・詳細が分からないような大まかな見積もりを作成する業者には、注意が必要です。
本来であれば不要な作業が追加されていたり、最終的に追加費用がかかる恐れがあるでしょう。
現地調査もせずに相場より異常に安い費用を提示してくる業者は、作業完了後に高額請求をしてくる可能性が考えられます。
また、あえて内訳を分かりにくくしている業者は、依頼者が見積もりの内容について質問をしても、曖昧な返答しかしないケースが多いです。
害獣駆除作業にかかる費用は見えにくいものですが、優良業者は誰が見ても必要なコストの詳細まで理解できる見積もりを作っています。
日本には外来生物法・鳥獣保護管理法が存在することから、自由に害獣を捕獲したり駆除したりできません。
そのため、害獣駆除業者は一部の野生動物を捕獲する際に必要になる狩猟免許を所持しているケースが多いです。
無免許で害獣駆除を行った場合には、罰則が科される可能性があるでしょう。
このような理由から、日本の法律に則った営業をしている業者は、害獣駆除に必要な資格・許可を所持し、公式サイトなどで明らかにしています。
この章では、悪徳な害獣駆除業者について、よくある質問をまとめました。
害獣駆除業者選びをする前に、チェックしておくと良いでしょう。
何らかの理由をつけて、見積もりよりも高い料金を請求された場合には、以下の対処法が効果的です。
すでに作業が完了してしまっていたとしても、不当な請求に応じなければいけないわけではありません。
ただし、自発的請求(「〇円で駆除してほしいから契約書を持ってきてくれ」といったような自ら契約を請求する行為)や、営業所や店舗で契約を締結した場合など、クーリングオフが適用されないケースもあるため注意しましょう。
害獣駆除に必要な費用は、被害状況・害獣の種類などの影響を受けて大きく変動します。
具体的には、被害が小~中規模で1〜50万円、中~大規模で50万円~150万円が相場であると考えてください。
ネズミは◯万円・コウモリは◯万円のような、明確な相場は存在しません。
自宅の被害状況に合わせた適正料金を知るためには、複数の業者に相見積もりを依頼し、提示された金額を比較すると良いでしょう。
この際、提示された見積もりに含まれる作業や追加費用の可能性についても、必ず確認してください。
先ほどもお伝えしたように、害獣駆除に必要なコストは、さまざまな要因の影響を受けて大きく変動します。
そのため、現地調査では被害状況・害獣の侵入経路などを十分確認し、害獣駆除において効果的なアプローチを考える必要があります。
被害が軽いものであったとしても、数分で現地調査を終わらせることは難しいと考えましょう。
信頼できる優良業者は、1〜2時間かけて見落としのない現地調査を実施します。
害獣駆除業者の保証は、今後も同様の被害に遭うかもしれないという不安を軽減するために欠かせないものです。
しかし、その保証内容や条件は業者によって異なります。
害獣駆除業者の保証をチェックする際には、以下のポイントを確認しましょう。
現地調査時に見落としがあった場合の対応など、作業完了後に安心して生活できる十分な保証が用意された業者を選んでください。
ただし、「永年保証」のような無期限保証を謳う駆除業者には一定の注意が必要かもしれません。実際には細かい条件がつけられていて実質保証が受けられないなど、そのようなことが無いように契約前に確認をとるようにしましょう。
場合によっては優良誤認表記にあたる可能性があるため、法的リテラシーがどれくらいあるかの参考にもしてみてください。
悲しいことに害獣駆除では、「依頼主が解決を急いでいる」「被害状況や施工後の状態を確認しにくい」「放置すると被害が深刻化する」など、緊急性の高さゆえに不安や焦りにつけこむ悪徳業者が存在します。
そのため我々消費者は、悪徳業者に騙されないようにリテラシーを身に着け、適切に対応を行う駆除業者を見定める必要があります。
ただし、ひとえに「見積り額が高いから悪徳業者」「電話対応が悪いから悪徳業者」だという事はないため、最終的にはあなたが納得できるかどうかで決めてもいいかもしれませんね。
『くらべる害獣駆除』では、全国の害獣駆除業者の中から特におすすめできる駆除業者をランキング形式でご紹介しています。
利用者からのリアルな口コミも載せていますので、業者選びの参考にしてみてください。
あなたの暮らしから害獣のお悩みがなくなることを願います。